2014東京芸大彫刻科 【合格者インタビュー2】

2014年4月3日　実施

2014東京芸大彫刻科現役合格のKSさん(夜間部生)のインタビュー。

K：現役合格おめでとうございます。

KS：ありがとうございます。

K：彫刻科での一年で、芸大合格の決め手になったことは何だと思いますか？ 

KS：塑造が上達したことです。

K：具体的に言うと？

KS：塑造はずっと平面的に見ていたのでうまくいかなかったのですが、面や軸で見たり、
視点を変えて見たりすることで徐々に量が合ってきました。あと、バシバシ引いて見ること。

K：課題で心掛けていたことは何ですか？

KS：とにかく講師に突っ込まれないようにしていました。
結果、ソツなく描くこと作ることを徹底しました。

K：一緒に現役合格をしたOさんの存在はどうでしたか？

KS：塑造がすんなり作れるのでムカついてました（笑）。
自分にないものを持っていたので、それを見習おうと思っていました。
Oさんがいたから頑張れました。

K：なるほど。2人とも合格できたのは、お互いに良いライバル関係があったからというのも大きかった気がします。大学に入ってからは何をしたいですか？

KS：彫刻初心者なので、彫刻を理解して、良い形を作れるようになりたいです。

KSさんの作品

K：将来は？

KS：日本人に生まれたから、日本の古典美術を修復する仕事に今は興味があります。

K：最後に後輩へのアドバイスをお願いします。

KS：直前に講師のT先生に、「よく観察する！それに尽きる！」と言われて、ほんとそうだな〜と思いました。よく観察すれば、作品が良くなる可能性が増えます。

K：ありがとうございました。芸大に行っても、楽しく厳しく頑張って下さい！

2014彫刻科合格実績 
東京芸術大学　　　　　　3名合格（内現役2名）合格率27.3％ 
武蔵野美術大学　　　　　3名正規合格　合格率100％ 
多摩美術大学　　　　　　4名正規合格　合格率100％ 

その他私立美大すべて　合格率100％ 

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