2012年7月2日月曜日

2012合格者の声第二段

合格者インタビュー第二弾です。
2012年東京芸術大学先端芸術表現科に合格をした原田君は、建築科に在籍しながら、先端芸術表現科を目指した学生さんで、どちらのよいところも吸収して、みごと志望校に合格していきました。

出身校:東京・私立足立学園高等学校
進学校:東京芸術大学先端芸術表現科、武蔵野美術大学建築学科、多摩美術大学環境デザイン学科、日本大学芸術学部デザイン学科、東京造形大学室内建築専攻領域合格







春期講習会授業風景
Q.春期講習会を受講していましたが感想はいかがでしたか?
A.僕は建築と先端芸術表現の2つを受講していました。春期は自分がやりたいことを決めるために2つ受けていました。通常授業が始まる前の準備としていろいろなコースを受講してみるのも良い方法だとおもいました。
春期講習会は先端芸術表現科と建築科、両方受講していました。
両方受講してみて、違いを分かったうえで、その先の進路を明確にしたわけですね。

  

授業風景
Q.通常授業で印象的だった課題は?

A.僕が一番印象に残っている課題は、同じコースの仲間と交互にモデルをやり、20分交代でデッサンをしていくというものです。講評の時に他の人が自分をどのように観察していたのかがわかるので、おもしろい課題でした。でも私はモデルになるのが苦手でした。






Q.通常授業で平日授業を含めた、1週間の使い方はどうでしたか?
A.僕はデッサンよりも学科の勉強の方が苦手だったので、1週間のうちの6日間は学科の対策をしていました。
その代わりにOCHABIに行く日は、何かしらの目標を立ててから課題をやるようにしていました。
毎回テーマ(課題)をもって挑んでいたんですね。合格した学生さんの多くは、毎回自分なりに何かしらの課題をもって挑んでいたようです。



いよいよ入試本番の時期に差し掛かってきて、そこで夏期講習会をはじめ、冬期、入直など各講習会について感想などは、どうでしたか?


Q.夏期講習会での意気込み、感想など教えてください。
A.どんなモチーフにも対応できるように夏はとにかくデッサンをたくさんやりました。入試直前になるとモチーフに対する不安が増大してしまうので、夏期講習会中は技術を上げるというよりも経験値を上げていくつもりでいろいろなものを描いていました。

Q.冬期講習会での意気込み、感想など。
A.僕は学科が苦手だったので、せめて実技だけでは本番で失敗しないようにするため、時間配分に気を使いながら課題をやっていました。夏と比べて期間がとても短いので、一回一回の授業がとても大事なものでした。
Q.入試直前での感想などを。
A.入試直前になると過去問を中心に課題が出されるので、入試に対する不安が少し減ります。また、この時期に学科の過去問も家に帰ってからたくさんやっていました。
学科の勉強も含め、時期によって計画をたてていたのが、よく分かりますね。


Q.御茶の水の街はどうでしたか?
A.僕は街をテーマにした作品をつくりたいと考えていたので、先端芸術表現科のファイルを制作する上で、御茶の水の街は私の作品に大きく影響を与えてくれたと思います。そのことが合格につながったので良かったです。
御茶の水ならではの意見ですね。街が合格につながって良かったです。

Q.焦った、悔しかった、本気になった・・・そんなエピソードはありますか?
A.先端のファイル提出が締切時間のぎりぎりになってしまったのがスリリングでした。
おー、それはスリリングですね(笑)・・もう少し早めに準備しておきましょう。

Q.講師の印象などはいかがでした?
A.自分の志望する大学出身の講師が多いので、入学後のことも教えてもらえるので良かったです。
それは心強いですね。

Q.講師との面接での思い出、印象など。
A.作品によって、講師の方の感想が分かれましたが、その中から自分の合う方法を見つけることが楽しかったです。


Q.「力がついた!」と感じたきっかけは?
A.講評の時に指摘されたことを次回までに直すようにしていくうちに自然と力がついていきます。
昔描いた絵を引っ張り出した時に力がついていたんだと実感しました。

Q.原田君にとってOCHABIとは、どんなところでしたか?
A.僕が通っていた高校が美術とはほぼ無縁の学校だったので、私にとってOCHABIは自分と同じような道を進もうとしている人が集まる特別な場所でした。
なるほど!特別な場所でしたか。

Q.最後に現在のOCHABI生へアドバイス・メッセージをお願いします!!
A.OCHABI生の平均レベルは受験生全体の平均以上のレベルだと感じたので本番前に焦らなくても大丈夫だと思います。

原田君ありがとうございました。