2012年東京芸術大学日本画専攻に合格した丸茂君に芸大合格までの軌跡をインタビューしました。
出身校:東京・都立工芸高等学校
進学校:東京芸術大学絵画科日本画専攻
Q.最初はどんな感じでしたか?
1日無料体験風景 |
A.無料体験で、初めて木炭という素材に触れたことがとにかく楽しかったという記憶があります。デッサン自体もほぼ初めてで、我武者羅に木炭を走らせていました。
「今思えば、あれが最初の一歩だったのだ」と思うと感慨深いです。
OCHABIに入学したのは、水木金コースからで、水木金コースは楽しかったが、もっとたくさん学びたいと思い、半年後には、強化コースにステップアップしました。
よりレベルの高い環境で描くことで、自分のモチベーションも上がり、ますます楽しくなっていきました。また、新しい人達との出会いもあり、充実した日々を過ごせました。
Q.Ochabiは、授業+選択講座という独自カリキュラムで運営されています。
講座は、各自が自由に選択できるカリキュラムなので、個々に違いがあります。丸茂くんの講座を含めた1週間の使い方はどうでしたか?
A.1週間すべてを受験勉強にあてていました。かなりスタミナや精神力を使いましたが、慣れてくるとそんなに苦しいこともなく、充実した毎日を過ごせたと思います。平日は、予備校が終わった後の友達としゃべってる時間がちょっとした癒しでした。
講座があるときOCHABIに出ずっぱりだったのは、大変だったと思います。A.1週間すべてを受験勉強にあてていました。かなりスタミナや精神力を使いましたが、慣れてくるとそんなに苦しいこともなく、充実した毎日を過ごせたと思います。平日は、予備校が終わった後の友達としゃべってる時間がちょっとした癒しでした。
Q.選択講座は、何を受講していましたか?思い出に残っている講座、受講理由や感想などを聞かせてください。
A.石膏講座は、他科と一緒に石膏デッサンができる貴重な授業でした。得るものが多かったと思います。たまに、講師のデモンストレーションが見られたのも嬉しかったです。
複数の科が1つの教室に集まることの良さがあるってことですね。
Q.日本画の授業で印象的だった課題とかはありますか?
やはり、教室を出る課題などは、印象にも残るし、新たな目を手に入れるチャンスでもありますね。
Q.授業の一環で行われる校外研修はどうでしたか?
校外研修 |
Q.「力がついた!」と感じたきっかけは?
A.石膏デッサンがうまく描けた時です。顔が格好良く描けた時は何とも言えずうれしかったです。
ベーシックな力がつく事がやはり一番ということなんだと思います。
ベーシックな力がつく事がやはり一番ということなんだと思います。
Q.焦った、悔しかった、本気になった・・そんなエピソードあったら教えてください。
Q.焦った、悔しかった、本気になった・・そんなエピソードあったら教えてください。
公開模試の成績は、確かに気になるところです。
Q.東京芸大模試に参加した丸茂くんの感想は?
A.自分は、本番に弱いので、公開模試がとても勉強になりました。とにかく全力で挑みました。
そうですね、試験慣れする意味でも、積極的な活用がいいですね。
どの予備校でも同じですが、通常の授業のみならず、夏期、冬期には講習会が行われます。この講習では、高校卒業生、高校生が一同に会し、授業を受ける期間です。
夏期講習会風景 |
Q.夏期講習会の感想は?
A.「絶対にうまくなってやる」と意気込んでいましたが、少し空回り気味でした。アトリエのライバル達と互いに切磋琢磨し合い、デッサン力の底力を上げられたと思います。どんなに辛かったりうまくいかなくても、モチーフから逃げず、正面から向き合うのも能力の強化につながったと思います。
Q.冬期講習会では?
A.だんだん、アトリエの空気がピリピリしてきて、「いよいよだな」と思いました。それまでにやってきたことを信じて、ちょっとでも前へ進もうと奮闘しました。なかなか調子が上がらず、若干焦っていました。
夏と冬の印象の違いがよく分かります。入試が近づくにつれやはり緊張感が増してきますね。
Q.入試直前ではどうでしたか?
A.とにかくネガティブなことは考えず、残り少ないモチーフ一つひとつに全力で向かっていきました。受験に向けて勢いをつけようと必死でした。
A.とにかくネガティブなことは考えず、残り少ないモチーフ一つひとつに全力で向かっていきました。受験に向けて勢いをつけようと必死でした。
不安が増す時期の過ごしかたは大切ですね。講師とのコミュニケーションが大切な時期でもあります。
Q.講師の印象や思い出、心に残る一言などありますか?
A.みんなとてもおもしろい人達で、授業はちゃんとしていますが、授業後の軽い雑談がちょっとした楽しみでした。
A.みんなとてもおもしろい人達で、授業はちゃんとしていますが、授業後の軽い雑談がちょっとした楽しみでした。
Q.講師との面接での思い出、印象などは、ありますか?
A.講師と受験に向けてのプランを相談し、個々の弱点を見直していました。これから自分は何を課題にすればよいのかをしっかり理解して取り組めたので良かったと思います。
A.基本的には、美術予備校としてデッサンやら着彩を習っていましたが、時には、いろいろな科の人達と交流したり、大学に合格したその先のことまで教えてくれました。
教えることだけが講師の仕事ではないということがよく分かります。
さて、そろそろまとめていこうと思います。
Q.ズバリOCHABIとは、どんなところでしたか?
A.基本的には、美術予備校としてデッサンやら着彩を習っていましたが、時には、いろいろな科の人達と交流したり、大学に合格したその先のことまで教えてくれました。
Q.OCHABIで学んだことは?
A.作品制作への姿勢を学んだと思います。今後生かしていきたいです。
そう答えてくれることはochabiとしても晴れがましいことです。合格を目指すことでその先を知る、結果以上のことが学べたと言ってくれているわけで、ありがたいことです。予備校自身は結果以上のことが学べるとは言えませんし(笑)
Q.OCHABIの友人について
この解答、は多くの人の意見にあるように思います。
さて、最後に、現在のOCHABI生へ受験へのアドバイス・メッセージをお願いします!!
A.楽しんで描くのが一番だと思います。どんなにつらい課題も、逃げずに向きあい続ければ、いつか必ず自分の糧になってくれるはずです。前進あるのみです。
丸茂君ありがとうございました。
Q.御茶の水の街はどうでしたか?
オマケ
A.交通の便がとてもよいです。近くにラーメン屋さんなどさまざまなグルメがあるのも素敵です。OCHABIの帰りに、ついつい立ち寄りたくなって困りました。
ラーメン、カレーなどのパワー系グルメは充実していますね。周りに多くの大学があるので、その学生に向けた構成ってのもあるんだと思います。