2012年入試の速報を更新しました。
4月28日17:00
総合格者数 513名
東京芸術大学 48名
武蔵野美術大学 157名
多摩美術大学 127名
東京造形大学 55名
女子美術大学 33名
日本大学芸術学部 14名
夢に向かって頑張ってください。おめでとー!!
2012年4月28日土曜日
2012年4月11日水曜日
新年度スタートしました!!
4月11日いよいよOCHABI新年度がスタートしました!
これから美術の世界に飛び込む未経験の学生さん、
いままでにOCHABIで何年も実技訓練をしてきた学生さん。
様々ありますが夢にむかって、
これからOCHABIでやってゆきましょう!
これからよろしくお願いします。
これから美術の世界に飛び込む未経験の学生さん、
いままでにOCHABIで何年も実技訓練をしてきた学生さん。
様々ありますが夢にむかって、
これからOCHABIでやってゆきましょう!
これからよろしくお願いします。
2012年4月9日月曜日
合格率から見たOCHABI 2012年入試実績
すでに入試実績が発表になっていますが、どの予備校も最終合格数を示しています。
受験生が本当に知りたいのは合格率であり合格倍率です。「高い合格率の予備校はどこだ?」。
そんな受験生の視点でOCHABIの入試を分析した座談会になりました。
<出席者 ベテラン先生 デザイン先生 ファイン先生 新人先生>
■司会:先日、芸大の発表があって2012年の入試結果がほぼ出そろったということなので、
この辺でOCHABI指導陣のみなさまから今回の結果について、さまざまな角度から分析、反省などをうかがいたいのですが、
まず、指導歴30年のベテラン先生からどうぞ。■ベテラン先生:今年は寒気も厳しく、さらにインフルエンザの大流行などで緊張させられましたが、
受験期間をとおして一人の病人も出すことなく無事に全員が受験できたことで、ホッとしました。
■司会:デザイン先生いかがですか?
■デザイン先生:そうですね、全体に今回は私大系、ことに五美大が健闘しました。
五美大合格者数の合計では過去最大の369名に達しており(4月08日現在)、その他、地方大学や、一般大学など多彩になってきています。
芸大は昨年の49名には一歩届かず48名の合格を出し、昨年に引き続きトップに肉薄しています。なかでもデザイン科は31名合格で過半数を制しました。昨年の32名には届きませんでしたが6年連続全国1位は素晴らしい成果といえます。
詳細分析は後ほど申し上げたいと思います。
■司会:デザイン科以外の芸大各科において目立った科はどこでしょうか?
■ベテラン先生:定員45名の2/3をOCHABI生で占めたデザイン科は後ほど総括するとして、やはり、彫刻科でしょうね。
昨年、久しぶりの4名合格を出して気を吐いたのですが、その反動で多浪生がいなくなり、苦戦を覚悟の挑戦だったのですが、
1浪と現役生軍団13名の受験者のうち、一次合格9名、最終合格は昨年と同じ4名です。
一次の合格率は約70%、最終でも31%の合格率はスゴイ。なにしろ芸大彫刻全体で12倍(総受験者数/定員)ですから
OCHABI倍率3.3倍(OCHABIからの受験者数/合格者数)は驚異的です。
彫刻科に強いと言われている他の有名予備校の最終合格率は大学の全体合格率と変わらない11倍台と聞いていますので、
ウチの彫刻科は来年の2013年入試ではもっと注目されてもいいですね。
■司会:その倍率ですが、芸大彫刻全体で12倍というのは12人に一人が最終合格ということですよね。
同じくOCHABI倍率3.3倍というのはOCHABIからの受験生3.3人に一人が最終合格ということですか。それはすごいことですね。
■ファイン先生:この座談会が合格倍率の視点から分析を試みようということですから、倍率の考え方をおさらいしておいて、
このあとに出てくる話題をちゃんと理解してもらわないと(笑)。
しかし、この倍率を見て彫刻志望の学生がドッと押し寄せても困りますね。やはり、この人数の学生を4人の先生が情熱を持って
指導しているという濃い指導体制がモノをいったのでしょう。
■新人先生:うちは、どの科においても学生数に対する先生の数が他の予備校より多いと、
大学のクラスの中でも評判でしたから。特にこの彫刻科の成績は少数精鋭といったOCHABIの象徴的な結果です。
■司会:その他の科の話題はどうですか。
■ベテラン先生:油絵科が良くなりそうな兆しを見せましたね。昨年に比べて一次合格者が7人から13人へと一挙倍増です。
■ファイン先生:最終合格は昨年同様2名でしたが、今回の受験生の一次合格率は46%。これまでになかった傾向です。
もっとも、一次合格者の中には昨年秋ごろ、初めて油絵の具を使ったという、いわばアブラ初心者みたいな学生が数人入っているので、
次は期待してもらっていいんじゃないかと思っていますが。
■ベテラン先生:そうですね。2次の多様性に富んだ表現力というのが育ってくれれば期待が持てます。
そういった意味でも、母数である在籍者増が待たれます。基礎部がよい素材を育ててくれているのが楽しみです。何といっても基礎部の役割が大事になってきます
ね。
■司会:他には。
■ベテラン先生:こう言ってはなんですが、先端が思いのほか頑張ってくれて、全体数を押し上げてくれました。
受験者9人で合格5人は立派です。倍率も1.8倍と大学倍率4.9倍をはるかにしのいでいます。工芸科は昨年6名、今年4名でした。
それでも全国8.5倍のところOCHABI倍率4.5倍でした。
出題傾向の変化がハードルになったこともありますが、チャンスでもあるということで、来年の頑張りに期待しましょう。
■ファイン先生:日本画科が、1名ではありますが結果をだしてくれましたね。倍率だけで見ますと大学倍率20.5倍に対してOCHABI倍率12倍と、数字上では優位性を示しています。来年はもっと期待していいんじゃないでしょうかねぇ。
■司会:建築科ではこのところ毎年1名という結果です。
■ベテラン先生:そうなんです。しかし、学科が6科目と比重が重くなったことで、受験する学生数が減っています。
倍率も芸大内では最も低い3.2倍と競争率が下がったことで、チャンスなんですが、学科ができる学生を望んでいる芸大教授の強い意志を感じますね。
まぁ、今年もOCHABI全科で合格者を出したということは、褒められていいでしょう。
■司会:芸大の話題の最後にデザイン科についてはいかがですか?
■デザイン先生:デザイン科は昨年、一昨年と32名の合格者を出してきましたが、今年は一歩及ばないとは言え、定員の過半数を優に上回る31名の合格者を出し、
6年連続で全国1位を守りました。これは、たいへんなことで、国立大のひとつの科で3年連続定員の過半数を占め、6年連続第1位を守るというのは奇跡的でしょう。
そういった実績からここ数年、学生数が増加しています。結果として、OCHABI倍率5.3倍でした。大学倍率16.9倍にくらべると圧倒的です。
さきほどの彫刻科の少数精鋭に対して、多数精鋭とでも言えるんじゃないでしょうかね(笑)。
■司会:合格率の点で見ていくと、いろいろ違った特徴が見えてきましたね。では、私大で目立ったのはどこでしょうか?
■デザイン先生:今年の私大、中でも五美大合格者数はここ数十年間で最大の369名です。
ひとつの快挙と言えるでしょうが、センター試験では苦戦を強いられました。やはり私大は学科の重さというのが大きい。
一年中口を酸っぱくして言っているのですが、ついつい実技の面白さに比べて学科は地味なせいか、今後も課題ですね。その中でも一般入試では、
ムサビの工芸工業デザイン科が昨年の13名から20名に、デザイン情報学科は同じく12名から19名に大きく伸ばしました。
多摩美では、一般でグラフィックデザイン学科が20名から25名に、情報デザイン学科情報デザインは2名から10名へと、ここでも大きな伸びを示していますね。
それから私大立体系がよかった。たとえば、ムサビの空間演出、タマビの環境デザインは一般入試でそれぞれ20名中19名、
12名中11名合格。OCHABI倍率1.05~1.1倍でほぼ完璧でした。
■司会:ムサビ映像はどうでしたか?
■デザイン先生:ムサビの映像科ですが、昨年6名だったところ、今回は8名でしたね。
一般の合格倍率で1.3倍。センターでは2名中2名合格の1.0倍と昨年のそれぞれ2.2倍、9倍を大きく更新していますし、
大学倍率3.8倍、20.9倍を大きく引き離していますよ。
■新人先生:ムサビ映像は難しいと聞いてはいましたが、センターで20.9倍もあったんですね。
ところで、五美大のうちで一番人気の学科はどこですか?
■デザイン先生:それはなんといってもムサビの視覚伝達デザインでしょう。センターで36.9倍、一般でも13.1倍でした。
その激戦区で、わがOCHABIはセンター試験受験者が6.1倍でクリアしていますから、堂々たるモノですよ。
一般ではOCHABI倍率4.6倍で大学倍率のおよそ3倍も優位です。
■ファイン先生:ファインはタマムサともに今一歩奮いませんでした。まだ、補欠繰上げ途中ながら、22名合格。
やっとといったところです。もちろん大学倍率よりははるかにいいのですが、受験者数が少ないのでどうしても合格者数が伸びませんね。
■デザイン先生:私大系の贅沢な悩みは毎年現役合格者が多くて浪人生は毎年ひと桁という状況が続いています。
現役合格率は、OCHABIの中でもナンバー・ワンでしょう。
■司会:なるほど。芸大、五美大以外の話題ですが、東北は震災復興途中ですが、東北芸術工科大に3名の合格者が出ています。
これは近年珍しい傾向ではないですか?
■デザイン先生:そうです。工芸コース2名、グラフィック1名でした。
日本中で東北応援をしていますが、学生もそういった意識があるのでしょう。
それに金沢芸術工芸大にも3名の合格者を出しましたね。その他、学芸大2名や、筑波大2名に加えて早稲田、上智がいるのには驚きました。
■司会:合格先も多彩になってきましたね。では、このあたりでベテラン先生に今年の総括をお願いします。
■ベテラン先生:今年こそ芸大の合格者全科合計、全国1位を狙っていたのですが、そう簡単には空け渡してはもらえないということが分かりました。
なおあきらめずに切磋琢磨しなければなりません。
ただ今回の座談会のテーマのとおり、OCHABIの合格率の高さには注目をしてもらいたいものです。
■司会:OCHABIでは一昨年から「伸ばす技術」という指導上のコンセプトを掲げています。
その成果が出ているとみていいのでしょうか?
■デザイン先生:だんだん全講師がその思想と言いますか指導メソッドを共有し始めていると思っています。
先生方の指導の方向が一致することで受験生の気持ちもひとつになり、効率も上がるしコミュニケーションも密になるので、
いい方向に行っていると感じています。
■新人先生:指導する立場としても、迷いがなくなり全体の意思を常に優先する習慣がつきましたね。
■ファイン先生:個性を大切に、多様性が求められるファイン系科の指導には、最初はなじまないのではと思っていましたが、
今ではベーシックな部分では共通、共有できる部分が多くあり、個性はその中で育っていくという感触を得ています。
■ベテラン先生:最後にひとこと付け加えさせてください。実績発表で「補欠含まず」と明記しているのはOCHABIだけです。
やはり、正式に入学を認められた人数を各校が発表して客観的な数字を提供することで受験生の予備校選択の公平性を保ちたいものだと思っています。
■司会:なるほど、今の世の中ではそういったコンプライアンスといいますか、社会的な倫理も大切ですね。
今日は、ありがとうございました。どうか、来年に向かって頑張ってください。
この座談会は4月08日現在の合格者数をもとに開催されました。
2012年4月3日火曜日
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