2012年11月14日水曜日

日本画の絵の具について(日本画科-2)

受験の着彩は透明水彩絵具を使用しますが、
日本画の絵具屋さんへ行くと、ビンの中にきれいな色の岩絵具がいっぱい並んでいます。

キラキラ光沢のある粒子が特徴です。同じ色でも細かい物は白っぽく、粗い物は色が濃くなります。10段階程の番号が付いていて、粒子の粗密によっても色が変化するのを利用して絵を描いてゆきます。

土質顔料に黄土、垈赭(たいしゃ)があり、白い胡粉はカキの貝殻から作られており、天然石の群青(藍銅鉱・ラピスラズリ)、緑青(孔雀石)は、焼くことによって黒っぽい色を出すことが出来るし、赤色の朱、辰砂は硫化水銀より出来ているので銀と混ざると黒変(硫化銀)します。えんじ色は、メキシコ産のサボテンにつくコチニールという虫をつぶして綿にしみ込ませた物で、水に溶かして使用する物で、赤い色が鮮やかだ。
顔料を棒状にかためた棒絵具もあり、皿に水をつけ、すりつけて色を出す物や、鉄鉢皿に顔料を入れた物もあり、水彩と同じに水をつけて使用します。















日本画科主任 川畑毅 http://www.ochabi.ac.jp/gakuin/view/F00046/